消費税軽減税率 18)手書きの領収証の書式は変わるのでしょうか?
このところお問い合わせの多い、手書きの領収証の書き方について、書いてみたいと思います。
コクヨさんのHPに秀逸の説明がありましたので、
目を通していただけたらと思います。
こちらに、新しい書式の領収証が記載されています。
↑税率の欄が2か所になっていますね。
10月1日から、税率が8%と10%の複数税率になりますので、
飲食業で複数混在している売上があるような方は、この書式の方が便利ですね。
ただ、コクヨさんのHPにもありますが、これまでの税率の欄が1か所しかない書式でも
税率ごとに分けて領収証を書けばよいので、これまでの領収証が即刻使えなくなる訳でもありません。
食料品の売上のない業種(消費税率10%のみ)の方は、これまでの領収証をそのまま使って、使い終わったら
新しい書式の領収証を買えばよいのではないでしょうか?
また、新しい書式の領収証を使えば大丈夫ということではなく、
上記の番号の箇所①~⑦をちゃんと記載しているか、という点が大事です。
【現行】
①受領者氏名、名称
②取引年月日
③税込みの対価の額
④取引内容
⑤発行者の(事業者ご自身の)氏名、名称
【区分記載請求書保存様式 2019年10月1日~2023年9月30日)】
⑥軽減税率対象商品であることを但し書きに記載
⑦税率の異なるごとに合計額を記載
【適格請求書等保存方式 2023年10月1日~】
⑧税率の異なるごとに合計した消費税額、適用税率
⑨適確請求者発行事業者の登録番号